*

巨大ウナギがやってきた!

公開日: : 栃木の魚


先日、「池で飼っていて大きくなったウナギがいるが欲しいか?」というご連絡をいただきました。聞くところによると、直径7.5cmのパイプをねぐらにしていて、体の太さがそのパイプいっぱいいっぱいだというではないですか!

本当だったら「それはでかい!」となるんですが、飼っていらっしゃる方本人の話ではなく、間に何人か入っての情報でして、伝言ゲームをするうちに話が盛られているような、よくありがちな危ない匂いがプンプンします。

そして本日、うわさの巨大ウナギとようやくご対面の日でした!

正直言って、心の中では「たぶん、普通のウナギよりもちょっと大きいぐらいだろう。太さが7.5cmは言い過ぎだろう」と半信半疑だったので、それなりの輸送道具しか持参していませんでした。

ドキドキしながら、いざ、池から取り上げると!

「あ、やばい。これは輸送できないかも・・・・」

ええ、そうなんです。本当に大きかったんですよ!まさに「巨大」といっても詐欺ではないぐらい大きかったんです。大きいというより「でかい」ですね、これは。

なんとかかんとか、水遊園まで無事に持ち帰り、ざっとですが大きさを測定しました。

全長110cm超、重さ2.8kg、胴周り20cmほどもありました・・・。

DSCF6767

写真を見る限りではすごさが伝わらないですよね。

もう、言葉でも写真でも伝わらない大きさですね、これは。

そう言いながらももう1枚写真を載せてみます笑↓

DSCF6769

搬入後、急いで撮影したため、不鮮明な上、大きさの比較対象も写っていないので、この写真ではもはや、ただのウナギです笑。

本当に大きいんですよ、太さが500mlのペットボトルぐらいあるんですから!

なんでも10年間ほど飼育していたウナギだそうです。

状態を確認するため、しばらくはバックヤードの水槽で飼育することになりますが、まもなく土用の丑の日(7/24)ですので、そのぐらいまでには展示したいなと思います。

乞うご期待ください!ホントにでかいんですから!

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

関連記事

アユがやってきたぞ

今年も海からやってきた天然アユが栃木県内の那珂川で確認されました。 例年よりも2週間ほど遅い到

記事を読む

天然記念物ミヤコタナゴ

当園では日本の天然記念物ミヤコタナゴの展示をしています。 世間一般的に淡水魚は地味で

記事を読む

コバルト色のアユ登場!

コバルト色のアユが水遊園にやってきました。 このアユは、年に1度程の割合で見つかる突然変異の

記事を読む

変わったアユを展示しましたよ!

10月になり、水槽のアユたちは産卵のため、少しずつ婚姻色になってきています。「今年のアユの展示もあと

記事を読む

今年もサケがやってきた!

水遊園の横を流れる那珂川では、今年も海からサケがやってくる季節になりました。 例年、10月下旬

記事を読む

続・サケの赤ちゃん

2つ前でご紹介した「サケの赤ちゃん」が育ってきましたよ。 まだ泳ぐことはできませんが、日々お腹の栄

記事を読む

ヤマメに婚姻色の気配

那珂川上流の水槽で展示している渓流魚「ヤマメ」。 ヤマメは漢字で「山女魚」と書き、「渓流の女王

記事を読む

短期間限定でサケを展示!

10月も下旬になり、那珂川には海からやってきたサケがたくさん見られるようになりました! この季

記事を読む

青いサケ現る!

水遊園の横を流れる那珂川は、毎年秋になると産卵のために海からたくさんのサケがやってきます。 那

記事を読む

最近の出来事 その3

前回からの続きで、 7.ムギツクも仲間入り こちらもツチフキ同様に、栃木県南部に生息して

記事を読む

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

PAGE TOP ↑