変わったアユを展示しましたよ!
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栃木の魚
10月になり、水槽のアユたちは産卵のため、少しずつ婚姻色になってきています。「今年のアユの展示もあと1ヶ月ほどかな」と思っていたところに、変わったアユが持ち込まれました!
これです↓
この写真だけはいまいちわかりづらいかも知れませんが、体の色が変わったアユで、栃木県内では2年に1度ほど発見されることがあります。コバルトブルー色をしていることから、「コバルトアユ」とも呼ばれる魚で、生まれつき体の中の脳下垂体中葉がないことから、体の色が変わっています!今回持ち込まれたものは、コバルトブルー色というにはちょっと色が薄いアユですが、普通のアユと比べたら、はい、このとおり!
↑ほかの魚たちは普通のアユです。色が違うのわかります?
変わっているのは体の色だけではなく、脳下垂体中葉がないためにホルモンが分泌されず、繁殖することがありません。そのため、通常1年で寿命を向かえるアユですが、このアユは1年で寿命にならず、数年生きることもあります。
珍しいアユ、ぜひご覧ください!
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