年末だよアユ祭り!?
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最終更新日:2016/12/31
栃木の魚
今日は12/30。今年もあと数日で終わりですね。この時期には珍しく、12/29からアユの幼魚の展示を始めました!
那珂川は日本有数のアユの産地ですが、1年しか生きない短命な魚なので、今の時期、赤ちゃんアユは海で生活していて、川にはいません。
春先になると、育ったアユたちが川を上ってくる。という生活をしています。
普段は見かけることのない赤ちゃんアユですが、栃木県では養殖しているため、一年を通して養魚場にはいるんです。
今回、栃木県漁業協同組合連合会のご協力により、特別に譲っていただいたアユの赤ちゃんを展示しました。
5cmほどの小さな赤ちゃんですが、もうすっかりアユの姿をしています!その数700匹!
日に日に育っていきますので、滅多に見ることがない小さなアユお早目にご覧ください!
そうそう、実はもう一つ珍しいアユが1匹います!
その名も”コバルトアユ”です。
突然変異で生まれつき大人にならない(ホルモンを分泌する脳下垂体が欠如しているため、成熟せず産卵しない)
アユで、産卵しないことから何年も生きる不思議なアユです。
体がうっすら青く、コバルトブルー色に見えることから俗に「コバルトアユ」と呼ばれます。
この秋に栃木県水産試験場の養殖池で発見されたもので、数万匹に1匹の割合でしか生まれないとも言われる
とても珍しい魚です。
こちらは那珂川中流の水槽で展示しています!
アユの季節ではないのに、なぜかアユが熱い水遊園です。
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