魚を泳がせる工夫
公開日:
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最終更新日:2015/03/27
アマゾンの魚
400トンの水量がある「アマゾン大水槽」ではおよそ100種類のさまざまな魚を展示しています。
アマゾン川は日本の川とは比較にならないほど広大で、テレビなどでその景色をご覧になったことがある方も多いと思います。
当園ではこれまで3度の現地調査を行っており、現地に行かないとわからなかったさまざまな知見を得てきました。アマゾン川はテレビなどで見るとあまり流れがない川に見えますが、実際には意外と流れがあります。今回、調査結果をふまえて、水槽の中に強い流れをつけることにしました。
アマゾン大水槽を現地の環境に近づけることで、生き物たちをより健康に飼育し、自然界と同様の行動をみなさんに見ていただくために行いました。
↑トンネル上部に流れがつきました(時間帯により流れが止まっていることもあります)
すると、どうでしょう。
これまで見られなかった変化が早速現れました。
これまでバラバラに泳ぐことが多かったドラドという60cmほどの魚が皆、流れに向かって泳ぐ姿がよく見られるようになりました。
より生き生きした姿をぜひご覧ください。
↑トンネルの上で流れに逆らって泳ぐドラドたち
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