*

ついに赤ちゃん誕生!アマゾンの珍エイ

公開日: : アマゾンの魚


去年4月に当園で行ったアマゾン現地調査により、現地で捕獲した珍しい淡水エイ「プレシオトリゴン・ナナPlesiotrygon nana」。
その後、開園15周年記念企画展で7~10月まで公開していました。憶えておられますか?! 丸い体に不釣り合いなほど長い尾を不思議な姿で”かっこかわいい魚”として人気者でした。


企画展で展示していたプレシオトリゴン・ナナPlesiotrygon nana

 

企画展終了後は日本初の繁殖を目指して、バックヤードで慎重に飼育を続けていました。
このエイ、自慢の長い尾が切れやすいという特徴のある魚なんです。野生のものは尾だけで1m近くにもなることがあるそうで、途中で切れてしまうものもいれば、中にはどういうわけか!、尾がダンゴ結びになってしまうものもいます。(切れてしまっても、生活や繁殖に支障はありません)
水槽で飼育する際にも、尾が切れないよう広い環境が必要だったり、一般的なエイよりも食が細くエサにもかなり気をつかう魚です。
尾のほかにも小型という特徴があります。 アマゾンに生息する多くの淡水エイは成長すると直径50cm以上になるものばかりですが、このエイは大人になっても体の直径が20cmほどにしかならない小型のエイです。

そんな、かっこかわいいアマゾンのエイが先日、ついに!赤ちゃんを産みました!!!!!
生まれてきた赤ちゃんはこちら!

大人と同じように長い尾をもち、超ミニチュアサイズ!500円玉と比較してみました。
飼育員みなが「かわいいぃぃ」と大絶賛しました。
実はこの写真を撮影をした時点で、すでに尾が少し切れた後でした。生まれてきた時にはもっと長い尾をしていたので、その写真がないことが残念です・・・。

現在はまだバックヤードで飼育中ですが、いずれはみなさまにお見せできる日がくると思います!

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

関連記事

冬の企画展

  冬の企画展は毎年、室内イルミネーション(ライトアクアリオ)を行っています。 今年

記事を読む

15周年企画展、明日から開催!

なかがわ水遊園は7月15日で、開園15周年を迎えます!おめでとう!ありがとう!! この夏はいつ

記事を読む

こんな状況ですが・・・

営業は再開しましたが、3密を避けるため館内で実施していた多くのイベントの実施を見送りしております。

記事を読む

おもしろ魚館再開館!パート2

さぁ、今回のネタは再開館に伴って新しくなった展示ゾーンをご紹介します。 紹介するエリアは、み

記事を読む

魚を泳がせる工夫

400トンの水量がある「アマゾン大水槽」ではおよそ100種類のさまざまな魚を展示しています。

記事を読む

アマゾン水槽で変わった魚発見

  アマゾン大水槽にいるセベラムの中に、1匹だけ半分黒い個体を発見しました。 普通

記事を読む

今日も元気に!トンネルの出口で待ってます!

水遊園は先月の30日から休館しています。 でも生き物たちは、見ての通

記事を読む

アマゾンの小さな魚

大きなピラルクーを展示しているアマゾン大水槽にはおよそ100種類の魚たちがいます。大きな魚たちに眼を

記事を読む

とても珍しいアマゾンのカニを展示

あけましておめでとうございます。今年最初のブログ更新は新しく仲間入りした生き物です! アマゾン

記事を読む

なにそれっ、せんべい!?

アマゾン大水槽で泳ぐブラックコロソマの口元が何だか白い? こちらへ近づいてきたところ

記事を読む

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

PAGE TOP ↑