*

天然記念物ミヤコタナゴ

公開日: : 栃木の魚


当園では日本の天然記念物ミヤコタナゴの展示をしています。

世間一般的に淡水魚は地味でどれも同じように見えるという話をよく聞く気がします。

しかし、このミヤコタナゴの写真見てください。

どうでしょうか、なかなかの美しい色合いでしょ!?

それもそのはず、ちょうど今の時期が繁殖期なのです。

写真、中央の黒い物体はさておき、まわりを泳いでいる数尾のタナゴはみんなオスで繁殖期特有の色合い「婚姻色」になっているのです。

一方のメスはというと・・・

写真の上の方や左の方を泳いでいるグレーっぽい色合いの個体たちです。

オスほどの華やかさはないですかね・・・。

でも、そのお腹をよく見てもらうと、白っぽい管のようなものがなびいているのが見えると思います。

こちらが産卵管。お腹の中の卵を産み付けるためのストローの役割を担っています。

最後に紹介するのは、これまで掲載した2枚の写真の中央部の黒い物体。

川にすむ二枚貝カワシンジュガイです。

淡水魚に興味のある方々は既にご存知かもしれませんが、タナゴの仲間は二枚貝の中に産卵する珍しい特徴があります。

この繁殖期に合わせ、当園でもカワシンジュガイの力を借りて繁殖に取り組んでいるのです。

カワシンジュガイを右側から興味深く覗き込んでいる2尾(上がオス、下がメス)が、どうやら縄張り争いの末、勝ち取ったペアのようです。

この様子が見られるのは、今しかありません。

また、7月15日(木)から開催する20周年記念企画展「川物語~那珂川と日本の淡水魚~」で、日本の天然記念物になっている他の淡水魚3種も展示する予定です。

期間限定ですが東日本唯一の4種揃い踏み(※当園調べ)。

お楽しみに~!

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

関連記事

企画展ラストスパート!

現在、好評開催中の企画展「川物語~那珂川と日本の魚たち~」が残すところ約1週間となりました。

記事を読む

ヤマメの稚魚を展示しました

3/20からヤマメの赤ちゃんを展示しました。 まだ4cmほどの小さな赤ちゃんたちです!

記事を読む

水遊園初展示!カワサバ

水遊園初登場の魚!カワサバを特別展示しました! カワサバはイワナとヤマメの交雑から産まれると考

記事を読む

水槽にも春の訪れ!?

新年度が始まり、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 世の中は、あまりよくない話題でもちきり

記事を読む

特別展示『奇跡のナマズ』

明日、8月11日からこの「奇跡のナマズ」を特別展示します。 なぜ、「奇跡」なのか・・・

記事を読む

ホンモロコを展示しました

  ホンモロコを展示しました! もともとは琵琶湖固有の魚ですが、栃木県内では10年ほど

記事を読む

巨大ウナギがやってきた!

先日、「池で飼っていて大きくなったウナギがいるが欲しいか?」というご連絡をいただきました。聞くところ

記事を読む

世代交代

先日、那珂川上流の水槽のイワナ、ヤマメ、ニジマスと中禅寺湖のヒメマス、カワマス、ブラウントラウトが若

記事を読む

ヤマメの産卵見られるかな

秋も深まり、ヤマメが産卵する季節になりました。 水槽で育ったヤマメたちも産卵体制に入っています

記事を読む

青いサケ現る!

水遊園の横を流れる那珂川は、毎年秋になると産卵のために海からたくさんのサケがやってきます。 那

記事を読む

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

栃木県なかがわ水遊園とは?

なかがわ水遊園は2001年に栃木県大田原市にオープンした、日本でも珍しい淡水魚の水族館。体験講座、イベント、水遊びなどが楽しめるアクアパーク。「見て触れて、水と緑と、さかなの世界」をコンセプトに公園、体験、水族館施設があります。

リンク

S