「もずく」じゃないよ!
公開日:
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甲殻類
海からの訪問者として紹介しているモクズガニ。

このカニを展示している水槽の前で、「あ~、これ食べると旨いんだよなぁ。このモズクガニって。」という声を聞いたことがあります。
いやいや、このカニは「もずく」ではなくて「モクズ」なんです。
諸説ありますが、ハサミ脚についているフサフサの毛が藻屑(もくず)のように見えることから、この名が付けられたとか。
ところが数日前・・・

全然、藻屑じゃな~い!
それはそれは綺麗なポワポワの綿毛のようではありませんか。
別の角度から、もう1枚。

どうです、腕に綿あめを付けているようにも見えますよね。
どことなく可愛らしいく思えるのは私だけ!?
ちょっと、幻想的に見えるのは、水槽が結露によって少しくもっていたためで、特別な加工を施したわけではありません・・・。
実は、このモクズガニ。脱皮した直後は、このように白い毛になるのです。
それから、およそ1週間・・・

少し見づらい角度の写真ですが、元どおりの黒い藻屑に戻っていました。
今度、綿あめを付けた姿を見ることができるのは、いつになるのか・・・。
出会えたあなたは幸運かもしれませんよ。
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