栃木の魚図鑑

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ミツバヤツメ★

成体 ▲成体
吸盤状の口 ▲吸盤状の口成体 ▲成体

ヤツメウナギ科
学名 Entosphenus tridentatus
大きさ 70cm
 
北アメリカでは多く生息する生き物ですが、日本では数十尾しか見つかっていません。そのうち栃木県では1935年(昭和10年)に鬼怒川で初めて発見されて以来、29尾が見つかっており、特に多くの個体が見つかっている那珂川では繁殖事例も確認されています。ヤツメウナギの仲間は円口類(えんこうるい)と呼ばれる生き物で正確には魚類ではありません。川で生まれた幼生(アンモシーテスと呼ばれます)は4~5年間、砂の中の栄養分を食べて成長し、その後、海に下り吸盤状の口でサケなどの大型の魚に吸いつき、体液や血液などを餌にして成長します。成魚になると再び川を上り、産卵すると一生を終えるといわれていますが、日本での詳しい生活史はわかっていません。環境省レッドデータブックでは「情報不足」、栃木県レッドデータブックでは「絶滅危惧類Ⅰ類(Aランク)」に指定されています。
 
 
※魚の名前に★がつくものは那珂川水系に生息している魚です。